2009年07月31日

学科がダメでも設計製図を始めましょう!

2009年度学科試験を受けた方、お疲れ様でした。
5科目となり、ボーダーラインが見えないようですが、
昨年の4科目の時も、ボーダーは60だの、65だの、67だの、70いくかも?など(結局64点でした)、
いろいろな憶測が飛び交ったので、ボーダーラインは気にせず、
一年後、二年後には一級建築士になっているというモチベーションの方は、設計製図を始めたほうがよいと思います。

もし、今年学科が落ちていたとしても、今年から設計製図を始めることは、非常に有利です。
特に、今年は新制度になります。
資格学校等での問題の傾向、時間配分、設備、構造の図示など、
一刻も早く慣れておいたほうがよいでしょう。
この傾向は、もし、学科が落ちていても、次の学科試験に繋がると思います。

以下は、学科の結果は芳しくなくても、この時期から設計製図を始める有利な理由です。


1、学科に受かって製図に取り組んでいなかったら、非常に焦る、困る、後悔する。

学科合格の可能性は、最後まで解答していたら誰しもあります!
必ず有益となる保険をかけておきましょう!

2、作図時間が短縮できる。

設計製図は、製図作成に慣れていない人にとっては、図面を完成させるのは、とても時間がかかります。
わたしの場合は、トレースだけで、8時間くらいかかりました。
昨年の試験時間は、5時間ですが、一般的に時間配分は2時間エスキース、3時間作図です。
作図時間の8時間を3時間に短縮するのは、至難の業でした‥。
その年の製図の試験までは、この作業を2ヶ月半でやらなければなりません。
次の年の設計製図は、作図に慣れる、時間短縮にかける労力を削ることができます。

3、エスキースの数がこなせる。

この意見は賛否両論ありますが、わたしは、エスキースは、数をこなすのが勝負だと思っています。
数をこなすとディテールをパターン化して、引き出しを増やせるからです。

4、シャーペン、消しゴム、その他裏技的道具を試行錯誤して使う時間がある。

設計製図はこまごました道具が必要となります。
人によって、使いやすいシャーペン、定規、消しゴムなどが違います。
その試行錯誤ができる時間があります。

5、仲間が増える。

設計製図が持ち越しになったとき、
励ましあう仲間ができます。
合格されるた方には、次の年、秘策を聞いたりできます。
また、お互いに情報を交換できます。

6、学科の勉強を休める。

必死で学科の問題と解き、頭に詰め込んできた方がほとんどだと思います。
学科のテキストはしばらく見たくない!という人もいるでしょう。
学科を勉強しているときは、早く製図台に向かいたいと思っていた人も多いと思います。
学科から離れて、作図を始めるのは、気分転換になります。
また、一級建築士試験に常に向かっているというモチベーションの維持にもなります。
学科の合格発表まで、全力で作図してみてください。
ただ、学科の合格発表後、ダメだった場合は、
一気に設計製図のモチベーションが下がりますので、
(わたしは、このパターンでした)
学科勉強モードにシフトしていきましょう。ファイ!


−−−
わたしは、2007年に学科は落ちていたのですが、
ギリギリ日建学院の製図コースにお呼びがかかり、
設計製図を始めたおかげで、次の年一級建築士試験に合格できたと思っています。

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posted by yh at 11:19| Comment(4) | 一級建築士 新制度 製図試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月05日

2008年度の製図試験

2008年の一級建築士製図試験問題は、2009年の問題の予告というのが大方の見解です。
2008年の問題は以前の問題に比べてリアルであり、そのようにとらえられるプランの方が有利な気がします。

わたしは、実際の体験から、2008年の問題を解くにあたり「高齢者、障害者の利用に配慮」を一番こだわりました。
これは、わたしが昨年の2月ころ、ボクシングでヒザの内側の筋肉を痛めて、
松葉杖で歩かなければいけない期間があったことが理由です。
歩くと非常に痛いので、目的地に着くためには、一歩でも少なく行きたい。
そのルートを考え、目的地に着くことは、足を痛める前には思いつかないほど、
重大で、全身全霊をささげなければいけないことでした。
最近は、バリアフリー化が進み、エレベーターやエスカレーターが設置されている場所が増えましたが、
エレベーターまで歩く距離があったり、下りのエスカレーターがなかったりして、大変不便な思いをしました。
利用者の動線を考え、利便性を上げるは設計者にとって、もっとも考えなければいけないことの一つであると強く感じたしだいです。

高齢者、障害者の動線を考慮するなら、
「エレベーターは入り口近くのわかりやすい位置になければいけない」
という設計にする点は、はずせませんでした。
また、「駅を利用する高齢者、障害者が、一歩でも少なく、自動車に乗れること」も同時に考えました。
西側に駐車場を配置するのが理想でしたが、ロータリーがあるので、建物の南西角の1スパン×1スパン(8m×7m)を駐車場とし、南側角から、車用の出入り口を設けました。

プランの大枠の居室の配置は、1階北東角にトレーニングルーム、2階北東角にプール、南側中央にロッカールーム、ホテル宿泊階は、南側に寄ったI型としました。

以下はお粗末ですが、実際試験で描いたエスキースです。

1階のプランDSCN0737.jpg
2階のプランDSCN0738.jpg
宿泊階のプランDSCN0739.jpg

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posted by yh at 06:41| Comment(0) | 一級建築士 新制度 製図試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

製図試験の構造

まぐまぐのメルマガで配信されている「一級建築士試験合格へのウラ指導」
【今年から求められる構造的知識】のが非常にわかりやすかったので、
今年、製図の試験を受ける方、受ける予定の方は、絶対見てください!
「短スパンの採用が構造的に不利となる理由」(5月20日号)で検索するとすぐに見つかります。

偏心、剛心については、学科試験でも問われる基本的なことが書いてありますが、
平面図とその柱が立ち上がった3D図の横に解説があるので、
イメージ優先で映像的に水平力の流れが頭の中に入っていきます。
また、短スパンが不利な理由も、せん断力図により、納得できるはずです。
いままで、構造にあまり関わっていない方は、
【今年から求められる構造的知識】を読んだか読まないかで、製図試験の構造の構え方が違ってくると思います。
学科試験にも役立つ知識なので、テキストの一部と思って読んで見てください!
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posted by yh at 22:36| Comment(2) | 一級建築士 新制度 製図試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする